楽天ペイとは
楽天ペイ(楽天市場決済)とは、楽天市場が提供する決済サービスの総称です。
楽天ペイを導入いただいた店舗様は、楽天市場の提携する全ての決済サービスを利用いただくことが可能となります。
また、これまで決済手段別に料率が異なっていましたが、どの決済手段を利用しても一律の料金体系となります。
現行RMSとの変更点
決済処理を楽天がすべて実施(一部店舗任意決済を除く)
これまで店舗で実施していた決済処理をすべて楽天が実施します。オーソリNG時の支払方法変更依頼など決済処理に係る手続きに関するご案内も楽天から送付されます。店舗側で実施する必要はございません。また店舗側で支払方法を変更することはできません。
ステータスの変更
これまでのステータスはサブステータスとなり、「注文確認」「楽天処理中」「発送待ち」「変更確定待ち」の4ステータスになります。
ユーザーによる注文変更の不可
ご購入ユーザーがご自身で注文の変更を実施することはできません。キャンセルは注文から30分以内であれば可能です。
注文確認の実施が必要
注文完了後、店舗での注文確認が必要となります。注文確認を14日以内に実施しない場合、自動キャンセルとなります。
注文確認の詳細はこちら※RMSにログインした状態でご確認ください
上記の他、詳細につきましては店舗運営ナビ【楽天ペイ対応版】をご確認ください
※RMSにログインした状態でご確認ください。
楽天ペイ対応版のRMSとの連携
アシスト店長で楽天ペイ対応版のRMSから受注データを取得するにはバージョンアップが必要です。コールセンターより順次バージョンアップのご案内をいたします。
アシスト店長の変更点
大きな変更点は以下の通りです。
- 受注ステータスの変更
- APIの追加・変更・廃止
- 注文確認期限の表示
- 減額理由の登録
1.受注ステータスの変更
「新規受付」ステータスの前に以下3ステータスが追加になります。
追加になるステータス
- 注文確認待ち
- 注文確認連携待ち
- 楽天処理中
ステータスの比較(新・旧)
各ステータスの役割
ステータス | 役割 |
---|---|
注文確認待ち | RMSで「注文確認待ち」のステータスにある受注データを取り込みます。 ※自動注文確認をOFFにしている場合最初に取り込まれるステータスです。 |
注文確認連携待ち | アシスト店長で注文の修正・確認が完了した注文について、RMSに注文確認を連携するステータスです。 |
楽天処理中 | 注文確認が完了し、楽天にて決済処理を実施している注文のステータスです。 ※自動注文確認をONにしている場合、最初に取り込まれるステータスです。 |
注文確認待ち~新規受付までの流れ
自動注文確認がOFFの場合
注文が入ると、「注文確認待ち」に入ります。
アシスト店長から注文確認を実施すると、RMS・アシスト店長ともに「楽天処理中」に移動し、決済処理が実行されます。(※)
RMSで決済処理が完了し「発送待ち」に移動すると、アシスト店長のステータスは「新規受付」に移動します。
自動注文確認がONの場合
注文が入ると、「楽天処理中」に入り決済処理が実行されます。(※)
RMSで決済処理が完了し「発送待ち」に移動すると、アシスト店長のステータスは「新規受付」に移動します。
※「楽天処理中」に受注データがある間についてRMSやアシスト店長にて受注データの編集や操作はできません。
新規受付~出荷報告までの流れ
これまでの動きと変わりません。
店舗様毎の運用に合わせて受注処理を実施ください。
出荷完了後、伝票出力・CSV出力パネル>モール連携(出荷報告)タブより配送伝票番号更新を実施してください。
配送伝票番号更新を実施いただくと、RMSに伝票番号が連携されます。
楽天ペイ対応版では出荷報告必須です。追跡番号のある配送方法の場合は伝票番号の登録も必ず必要です。
RMS連携後の動きについてはRMSのマニュアルをご確認ください。
発送完了報告をおこなう
※RMSにログインした状態でご確認ください。
2.APIの追加・変更・廃止
楽天へ連携するAPIについて追加、変更、廃止があります。
追加されるAPI
- 注文明細(数量・単価)変更
- 注文確認済み連携
- 出荷予定日連携
- キャンセル注文状況取得
- お届け・時間帯更新
変更されるAPI
- 【変更前】出荷通知(配送伝票番号更新)送料・手数料変更対応版
- 【変更後】送料・手数料連携
廃止されるAPI
- 完了通知(処理済更新)
各APIの役割
API | 役割 |
---|---|
送料・手数料連携 | 注文確認待ちの注文の送料・手数料の変更をRMSに連携します。 ※減額の場合、受注データに減額理由の設定が必要です。 |
注文明細(数量・単価)変更 | 注文確認待ちの注文の各明細の数量・単価の変更をRMSに連携します。 ※減額の場合、受注データに減額理由の設定が必要です。 |
注文確認済み連携 | 注文確認待ちの注文の注文確認をRMSに連携します。 ※自動注文確認がONの場合利用しません。 |
出荷予定日連携 | 楽天処理中の注文のRMS側の出荷日が未設定や更新したい場合、 アシスト店長の受注データに設定された出荷予定日を出荷日としてRMSに連携します。 ※オーソリ取得から30日以内に発送できない場合、出荷日を登録することで、 出荷日の7日前に再オーソリが実施されます。 出荷予定日連携の方法はこちら |
キャンセル注文状況取得 | キャンセル状況を取得し、アシスト店長の受注データに反映します |
お届け・時間帯更新 | 楽天処理中の注文のRMS側のお届け日指定/お届け時間帯が未設定や更新したい場合、 アシスト店長の受注データに設定されたお届け日/お届け時間をRMSに連携します。 |
3.注文確認期限の表示
楽天ペイ対応版では、注文完了後14日以内に注文確認の実施が必要です。
アシスト店長に取り込まれた受注データには、注文確認期限が表示されます。
※期限内に注文確認が実施されなかった場合、該当の注文は自動キャンセルされます。
4.減額理由の登録
注文時から請求金額の減額がある場合、注文内容の変更をRMSに連携する際に減額理由の登録が必要です。※RMSの仕様です。
減額理由は受注登録画面から設定が可能です。
キャンセル処理
楽天ペイ対応版RMSではユーザーは注文から30分以内であればご自身でキャンセルが可能です。
以降は未入金状態が一定期間続く、決済エラーから一定期間以上支払方法の変更がされない等の場合に自動キャンセルが実行されます。
また店舗側でのキャンセルは可能ですがアシスト店長上からキャンセル処理を実施することはできません。
※キャンセル状況の取得は可能です。
アシスト店長へキャンセル状況の反映方法
1.注文後30分以内にユーザーがMYページからキャンセルした場合など
アシスト店長で「注文確認待ち」にある場合
RMSでキャンセルになった注文がアシスト店長で「注文確認待ち」のステータスにある場合、「注文確認連携待ち」ステータスに移動後、注文確認済み連携を実施するとアシスト店長上のステータスも「キャンセル」になります。
※手動で連携を実施した場合、処理結果としてキャンセルしたアシストIDが表示されます。自動連携の場合は「キャンセル」ステータスに自動移動します。
アシスト店長で「楽天処理中」にある場合
RMSでキャンセルになった注文がアシスト店長で「楽天処理中」のステータスにある場合、一定間隔でキャンセル状況をRMSから取得し「キャンセル」ステータスに自動移動します。
2.入金期限切れによりRMSで自動キャンセルされた場合
クレジットカードのオーソリNGによる支払方法変更未実施や前払い決済未入金の場合RMSでは「楽天処理中」ステータスにとどまり続けます。
そのため、アシスト店長上のステータスも「楽天処理中」となります。
一定期間経過後、自動キャンセルされるとアシスト店長上でも「キャンセル」ステータスに移動します。※前述「1.注文後30分以内にユーザーがMYページからキャンセルした場合など」の「アシスト店長で「楽天処理中」にある場合」と同一の動きとなります。
店舗側でのキャンセル
アシスト店長でキャンセルステータスに移動後、RMSにログインしキャンセル処理を実施してください。